日常点検には大きなメリットがあります。
習慣化することで、小さな変化や異常に気付きやすくなり、早期発見できます。
外壁の表面における色褪せや汚れ、ひび割れは目視で気づきやすい重要な点検ポイントであり、これらの問題があると外観の美観だけでなく、塗装の保護機能も低下します。
目視で気づきやすいチェックポイントをまとめました。
塗装の表面の状態の確認ポイント
• チョーキング現象（白亜化）の有無（外壁を触って確認）
• 変色・退色の程度
• 剥離が見られるか
• 亀裂があるか
• 汚れが落ちなくなっていないか
• カビ、苔、藻の発生状況
症状が見られた場合の対処
• チョーキング現象や変色・退色が目立つ場合は、塗り替えの検討が必要
• 割れや欠け、亀裂が見られる場合は、補修が必要
コーキングの状態の確認ポイント
• コーキングの肉痩せ
• ひび割れ
• 剥離が見られるか
• 亀裂の有無
コーキングの状態に応じた対処
• 季節や気温の変化によるコーキングの伸縮が問題ないか確認
• 紫外線による劣化が見られた場合は、補修や打替えが必要
付帯部分の点検ポイント
• 窓廻りや屋根の金属部材などの点検
• 釘やビスの浮きがないか
• 錆が発生していないか
• 部材の塗膜が劣化していないか
付帯部分の状態に応じた対処
• 釘やビスの浮きや錆が見られた場合は、確認や補修を検討
• 部材の塗膜が劣化している場合は、様子を見ながらまたは業者に相談して対処
これらのセルフ点検より、外壁塗装全体の劣化状態を確認し、必要に応じて適切な対策や補修を検討しましょう。
