ペイントホームズ
東松島・石巻店

外壁塗装時に似たような言葉の真相を知ろう「耐久年数」と「耐用年数」の違い

 

外装塗装の耐用年数は一般的には10年位と言われていますが、使用されている塗料の耐久年数の差もある為、実際の耐用年数は変わります。「いつまでに外壁塗装を行えばいいのか?」と次回の塗り替え時期を考える際は、ご自宅に合った適切なタイミングを知る事から始めましょう。

住宅のメンテナンスにおいて、塗料や材料には「耐久年数」と「耐用年数」をいう言葉で表現されている事があります。それぞれの意味には違いがあります。ではどの様な意味を持つのでしょうか?と疑問がでてくることと思います。今回はこの「耐久年数」と「耐用年数」についてどの様な意味を持ち、どのような判断が必要とされるのかについてお話したいと思います。

 

▼耐久年数▼

材料メーカー側が独自の基準で設定している目安の期間です。

これはあくまで参考の年数であり、期間を過ぎても塗装した箇所に問題が出ない場合もあれば、逆に期間前に問題が発生してしまうこともあります。

 

▼耐用年数▼

1.国税庁が発表している「建築材料ごとの建物の耐用年数」

2.「塗料の種類の耐用年数」

 

▼外壁塗装の種類別耐用年数と塗り替えの期間

・外壁塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類によって異なります。

また、外壁塗装の下地にも耐用年数があり、下地が劣化した場合は交換が必要です。

下地材にはモルタルやサイディングなどがあります。

外壁塗装は約10年ごとにメンテナンスが必要とされており、下地は20〜40年程度で交換が必要です。

・シーリング(コーキング)

サイディングの目地や窓際に使用されているゴム状の素材で、約7〜15年ごとに交換が必要です。通常、外壁塗装の際に同時に交換します。

・屋根塗装

屋根塗装は雨漏り防止のために行われますが、紫外線や雨の影響で外壁塗装よりも耐用年数が短く、約6〜15年で塗り替えが必要です。中には、粘土瓦のように30年以上耐えるものもありますが、ひび割れが発生することがあり、その都度補修が必要です。屋根塗装や修繕は、外壁塗装と同時に行うと効率的です。足場の設置が一回で済むため、費用を抑え、工期を短縮できます。さらに、外壁と屋根を同時に補修することで、外観の統一感も出て、仕上がりがきれいになります。

・防水塗装

屋上やベランダに施される防水塗装は、劣化しやすいため、約8〜15年ごとに塗り替えが必要です。

 

▼まとめ

外壁も屋根も、年数が経てば補修が必要です。塗り替えのタイミングを見逃さないようにし、信頼できる業者を選ぶことが大切です。耐久年数と耐用年数の違いを理解し、適切なメンテナンスを行うことで、住宅の美観と機能性を長持ちさせることができます。