今回のテーマは「門扉やフェンス、門柱、塀」についてお話します。

外部から直接見られるため、出来るだけ美しく保ちたい箇所ではありますが、経年劣化が進みやすく、綺麗な状態を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

「門扉やフェンス、門柱、塀」の素材別メンテナンス法についてご紹介させていただきます。

【門扉・フェンスの種類とメンテナンス法】

門扉やフェンスには、主にスチールやアルミなどの金属製品、そして木製品がよく使われています。

<アルミ製>

アルミ製品は錆びにくく、メンテナンスが容易な素材です。しかし、年月が経つと紫外線や大気中の汚れ、ホコリや金属粉などによる腐食が発生する場合があります。

定期的に水洗いとカラ拭きをすると良いでしょう。

<木製>

木製品は腐食しやすいイメージがありますが、適切な手入れで長期間美しく保つことができます。施工時に施された保護塗料は、紫外線や雨水によって効果が薄れていきます。

劣化状態に応じて保護塗料の塗り直すことで、耐久性を保つことができます。

<鉄製>

鉄製品は美しさと頑丈さで人気がありますが、錆びや腐食に注意が必要です。

定期的な塗装や防錆処理が不可欠です。

塗装の剥がれや錆びが見つかった場合は、早めに修復しましょう。

【門柱・塀の種類とメンテナンス法】

門柱や塀は美観と耐久性が要求される部分です。代表的な素材としてレンガ、タイル、吹き付けの仕様があります。

<レンガ仕様>

レンガの場合、汚れやエフロに注意が必要です。

ホコリなどの汚れは時々、掃除することできれいに保ちます。エフロは水洗いで除去できます。

<タイル仕様>

タイル素材は汚れや虹彩現象に注意が必要です。

汚れは洗浄できます。虹彩現象は水洗いで落とせます。

<吹き付け仕様>

吹き付け仕様は汚れやコケ、カビに注意が必要です。

定期的な洗浄と塗り替えが必要です。

【まとめ】

「門扉やフェンス、門柱、塀」は頻繁なメンテナンスの必要はないのですが、何年もメンテナンスしない状態が続くと、汚れが取れなくなってしまう場合もあります。定期的に状態を確認し、計画的にメンテナンスをしておいた方が長持ちします。