外壁塗装工事において、外壁・屋根以外にも『付帯部』という言葉を耳にしたことはありませんか?

実際、多くの方が『付帯部って何?』と思われることでしょう。

付帯とは、外装塗装の際に壁・屋根以外の塗装を行う部分のことを指します。

塗装すると同時に、雨樋や雨戸、軒裏なども塗装対象に含まれます。これらの部分をまとめて付帯部と呼びます。

では、なぜ付帯部を塗装するのでしょうか? 実は、壁だけを塗装しても、雨樋や雨戸などが塗装されていないと、その部分だけが余計に色あせや汚れが目立ってしまいます。また、金属製の雨戸や戸袋は、塗装を怠るとサビが発生しやすくなります。そのため、劣化を防ぐためにも付帯部も壁と同様に塗装することが重要です。

具体的には、以下のような部分が付帯部に含まれます。

雨樋、雨戸、戸袋、シャッターボックス、軒天井、鼻隠し、破風板、幕板、笠木、水切り、霧除け庇、換気フード、玄関ドア、ポスト

これらの付帯部分も塗替えを行うことで、全体的な美観や耐久性が向上します。一見すると外壁だけを塗装するように見えますが、実はお家の周りにはこれだけの部分が塗装の対象箇所となるのです。外壁塗装工事を検討する際には、付帯部もしっかりと塗装することを忘れずに考えましょう。