今回は現場の中でも“あまり注目されないけど、実はめちゃくちゃ大事”な工程、下塗りについて、職人の視点からちょっとお話しします。
お客様の中には「下塗りって…意味あるの?見えなくなるのに?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。「ただ白い塗料を塗るだけ」じゃないんです。
確かに、上塗りで最終的に隠れてしまう部分なので、見た目では差が出ません。
でも、下塗りっていうのは塗装の土台づくり。これが悪いと、上に何を塗っても剥がれたりムラになったりするんです。
いわば、外壁や屋根の“接着剤”であり“体力のベース”なんですね。
私たちは下塗りをする時、ただ手を動かしてるわけじゃありません。塗りながら「肌」を読むような作業です。
ローラーの感触や、塗料の入り方を見ながら、「この壁、けっこう水を吸ってるな」とか「旧塗膜がチョーク状だな」とか、 “壁の状態を肌で感じながら”調整しています。
場所によっては塗料の吸い込みが激しいので、一度塗りじゃ不十分なときもあります。
そんなときは、乾いたあとにもう一度下塗りを重ねることもあるんです(見えないところで手間が倍…笑)。
中には「そんなに丁寧にやらなくても見えないんだから」と思う方もいるかもしれません。
でも、私たちは10年先に“あの時しっかりやって良かった”と思われる仕事をしたい。
「やりすぎるくらいがちょうどいい」って思ってます!
だからこそ、下塗りの段階で徹底的に下地を整えるんです。
この“地味な一手間”が、仕上がりの美しさと耐久性を左右する。
それが、職人として譲れないこだわりですね。
実際のお客様からの一言
「塗装ってもっとパパッと終わるものかと思ってたけど、そんなに丁寧にやってもらえるなら安心ですね」
と、先日の東松島市K様。
こういう言葉をいただけると、やっぱり“見えない仕事”も報われるなぁって感じます。
最後にひとこと
家の塗装って、ピカピカの上塗りだけが主役じゃないんです。
その下にある“丁寧な積み重ね”があってこそ、長く美しい仕上がりになる。
見えないところほど手を抜かない。
そんな思いで、今日もローラー片手に現場に立っています😊
お見積り・劣化診断等、全て無料で行っておりますので、是非お気軽にご利用ください。
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